TUT-Codeの打ち方 (漢字)

(1998-02-24)

2ストローク漢字の打鍵図

 漢字の打ち方も、視覚的な「打鍵図」を用いて説明します。

 例えば「時」という漢字は、〔右手・中段・薬指〕〔左手・中段・中指〕の2打鍵です。(図1)

(図1)+--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | | |  | | | | | | |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | |○| | | |  | | | | |●| |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+  ●: 第1打鍵
    | | | | | | |  | | | | | | |  ○: 第2打鍵
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
 これは漢字の打ち方を画面に表示するヘルプ(逆引き)機能などには適した形ですが、2ストローク漢字の打ち方を全部この調子でプリントするのは資源の無駄遣いです。
 そこで、「●」の代わりに漢字自体を使って第1打鍵の位置を示すことにすると、第2打鍵が共通する15個の漢字をひとまとめにできます。(図2)
(図2)+--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | | |  |学| |本|大|六|株|
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | |○| | | |  |東| |二|日|時|不|
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | | |  |急| |海|市|支|森|  ○: 第2打鍵
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
 これで、資源が15分の1に節約できました(実際は、左側のキーにも漢字が割り当てられていますが、ここでは省略します)。
 さらに簡略化したものが(図3)です。
(図3)|・・・・|・  学|本大六株|
    |・・○・|・  東|二日時不|
    |・・・・|・  急|海市支森|
 【右左】の2ストロークで第2打鍵が共通する漢字のブロックは、(図3)の「・」のどれかを「○」に変えたものなので、全部で15種類あることが分かります。
 そこで、(図1)から(図2)への折り畳みと同じように、「○」の代わりに漢字のブロック自体で第2打鍵の位置を示すことにすると、さらにまた資源の節約になります。(図4)
(図4)|  興|口洋船久|  水|産務駅頭|  金|地万建鉄|  町|七京理営|  |  第|和区西富|
    |  松|安都与清|  動|川給木佐|  高|国三八北|  山|電五小原|  |  名|部業問近|
    |  河|越統秀油|  元|蔵県築角|  崎|宿可室渋|  半|岡石休豊|  |  林|門格吉齢|
    |                                                          |
    |  遇|井島士坪|  機|野前百接|  学|本大六株|  工|事中九午|  |  内|千分立外|
    |  藤|付経正賞|  代|月田後商|  東|二日時不|  新|年一同歩|  |  円|四十面教|
    |  研|葉倉菱浴|  丸|卒朝農億|  急|海市支森|  光|郎文沢馬|  |  次|宅村古袋|
    |                                                          |
    |  企|服鋼停州|  伊|週階労板|  科|屋映阪昇|  央|池制証浅|  |  昭|宮職雄春|
    |  精|友収寺履|  浜|戸料火坂|  南|谷道共江|  横|台橋武宝|  |  軍|土神造芸|
    |  振|鉱敷融浦|  津|塚尾竹泉|  草|条栄庫波|  芝|幸玉曜環|  |  岩|城永秋陸|
    |                                                          |
 これで、【右左】のグループに属する2ストローク漢字全部の打ち方が分かります。他のグループの2ストローク漢字も、これと同様に図示できます。

 最初は複雑に思えるかもしれませんが、内側から外側へ「木を見て森を見る」というコツが飲み込めたら自然に指が動かせるようになります。ぜひお試しください。

3ストローク漢字の打鍵図

 例えば、「漢」の打ち方は、〔右手・上段・伸指〕〔右手・下段・示指〕〔左手・上段・示指〕の3打鍵です。(図5)

(図5)+--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | |△| | |  |●| | | | | |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | | |  | | | | | | |  ●: 第1打鍵
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+  ○: 第2打鍵
    | | | | | | |  | | |○| | | |  △: 第3打鍵
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
 2ストローク漢字の場合と同様に、「●」の代わりに漢字自体で第1打の位置を示します。(図6)
(図6)+--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | |△| | |  |漢| |幻|妹|縁|廿|
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | | |  |佳| |裳|縮|嵐|噴|
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+   >: 第2打鍵
    | | | | | | |  |蚕| >鈎|衡|箇|塵|  △: 第3打鍵
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
 第2打は、第1打と同じ側の人差し指のキー(図7の○)に限られているので、「>」または「<」で指し示すことができます。
(図7)+--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | >○|  |○< | | | | |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | | | >○|  |○< | | | | |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
    | | | |○< >○|  |○< >○| | | |
    +--+--+--+--+ +--+  +--+ +--+--+--+--+
 さらに、(図6)を簡略化します。(図8)
(図8)|・・・△|・  漢|幻妹縁廿|
    |・・・・|・  佳|裳縮嵐噴|
    |・・・・|・  蚕>鈎衡箇塵|
 第2・3打が共通する漢字のブロックには15種類(左側の「・」を「△」に変える15パターン)があります。これを集めて、「△」の代わりに漢字のブロック自体を使って第3打を示します。(図9)
(図9)|  股|薪顕倣痔|  裸|坑遭賭朋|  棋|圏衝岐蒼|  漢|幻妹縁廿|  |  紫|芽搭蛇肢|
    |  斜|枕誕猟萩|  炎|庶序帽爵|  淡|誇被貫劣|  佳|裳縮嵐噴|  |  挑|粛吹貞盲|
    |  妾>碇酌牡獅|  吊>頻蚊允溺|  燥>癖腹云畿|  蚕>鈎衡箇塵|  |  繍>鯉拙釦瓜|
    |                                                          |
    |  緯|崖幾蹴腎|  俗|妊芦湿壱|  鐘|忙桂磨嘩|  鷹|訂弟柔壷|  |  簿|欺棄腐糎|
    |  苑|胴菅尿渥|  揚|卓載懇瞳|  還|悲危躍獣|  堅|献乞欠溜|  |  悩|童替栃浸|
    |  酉>篠盆萌仔|  湧>鮎閥蔭倭|  詐>朴据叙駿|  脈>縛繰妃匁|  |  狙>戴碁愉姑|
    |                                                          |
    |  芹|雫怨肘俣|  伶|鳳磯麓蛋|  爺|錘軌呆汲|  矯|藍繭笹俄|  |  蔦|蘇呑甫吠|
    |  蓉|朔茜謎匙|  拷|哉俺儒挨|  狼|虐涙訟肇|  愁|殴握租斡|  |  嘱|惰蘭殉廓|
    |  潰>硯宍諜脆|  歎>檀秦苛箕|  迂>餅塾帖剥|  鮭>蝿孟戚醐|  |  杖>屍蔑薮凌|
    |                                                          |
 これで、【右右左】の打鍵図がひとつ出来上がりました。

 3ストローク漢字の打鍵図は全部で8種類あります。全部覚える必要はありませんが、使いそうな漢字に印をつけるなどしてご利用ください。


付記

 なお、TUT-Codeの打鍵図の作成にあたって、以下のものを参考にさせていただきました。


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