なんと、録画していた人がいたそうです。詳しくはこちら:海外ドラマ・スタッフブログ
いきなり裏話で恐縮だが、BS-hiの今年一回目の放送を見た僕はひっくり返ってそのまま冬眠してしまった(*1)。そんなわけで、今後はNHKの放送順を無視して米国での初回放送順(ほぼ制作順)で書いていこうと思う。その前に、放送休止の週に読んでいた活字版の未映像化作品を片付けておきたい。
(*1)なぜって、あの『愛情の計算』ですよ。突っ込みどころが多過ぎて、あれこれ考えてるうちにわけが分からなくなり、頭の頭痛が痛くなってしまったのだ。いずれは何か書きたくなるのだろうが、今はまだ何も思い浮かばない。
『サーカス殺人事件』(*2)――タイトルを見ただけでわくわくするではありませんか。
(*2)二見書房から2003年4月に発行された未映像化作品だ。訳者あとがきには「本シリーズで『祝砲の挽歌』『策謀の結末』を手がけたベテランのシナリオ・ライター、ハワード・バークが一九七五年末に書きあげた台本(Roar of the Crowd=観衆の歓声)はついに未製作のまま陽の目を見なかった。」とある。
コロンボが甥っ子を連れてサーカスに行くが、綿菓子とアイスクリームを買ってる間に甥っ子たちが行方不明になる。甥っ子たちに言わせれば迷子になったのは叔父さんの方だ(甥っ子たちが一度も姿を見せないところは実にうまい!)。そんな小事件と並行して、犯人の殺人計画が着々と進行していく…。はい、ここまで! ここから先はキップを買った人しか入れませんよ。
このごろしきりにテレビCMで「世界一安全なアドレス」と秘密結社鷹の爪の総統がおっしゃっている「.jp」アドレスのアパウトミーですけれども、このところずっと迷惑な質問が大量に投稿されていて、みなさん相当頭を悩ませているようです。
迷惑な質問の投稿者以外を次々にコンタクトに登録するとか、迷惑な質問にわざとダミーの回答をして二度と表示されないようにするとか、いろんな手で対処してみても、そのために無駄な時間を費やしている自分にハタと気付いたときの無力感といったら筆舌に尽くしがたいものがあります。
そんなわけで、もっと根本的に解決しようと思い立って、迷惑な質問を「非表示」にするサイトを作っているところです。
今はまだ「質問一覧」をただ表示するだけの機能しかできていません(フィルター機能はこれから追加します)けれども、とにかく何をやろうとしているのかを理解していただくために「第二実験室」というサイトで公開しています。
皆さんの御参加と御協力をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
今度はどんな犯人が登場するのかという楽しみがある。大金持ちや大スターが犯人になる回は、当然その舞台も豪華であり、その分、舞台裏の陰湿さも際立つ。『毒のある花』では、自ら広告塔となっている化粧品メーカーの社長が殺人犯となる。つまり犯人が(大)金持ちと(大)スターを兼ね備えている(*)わけで、これは相当スキャンダラスな事件になりそうだと期待が高まる。
(*)本当に大金持ちとか大スターと呼べるかどうかは微妙な線だ。当時はこういう人を指す便利な略語はなかったが、今だったら間違いなく「セレブ」の一言でカタがつく。
今回は、その社長(もちろんセレブな美人である)が、新製品の成分(もちろん企業秘密である)を他社に漏らした元恋人の研究員(もちろんイケメンである)と激しく口論をした末、ついカッとして殴り殺してしまうという、ワイドショーだったら一ヶ月はネタに困らないだろうというほどの大事件(もちろんCMは全部差し替え)だ。それをいつものようにあの地味な刑事が解決するわけだけれども、今だったら「ロサンゼルスのコロンボ」とか何とかいうキャッチコピーが付いたりすることだろう。(笑)
「新型インフルエンザ」と「新政権」の「新」に決まったそうだけど、今の世の中を見回しても、それほど新鮮な感じはない。
「何でも新しけりゃいいってもんじゃないぞ」という批判的な意味も込められているのでは――というのは考え過ぎでしょうか。
とか言いながら、このところブログの更新は週一ぐらいになっておりますが、実は裏の方であれこれと企んでいるのです。
犯人がある特定の分野の第一人者である場合、一般にはあまり知られていない裏話が聞けることがある。例えば、チェスの世界チャンピオンが「1922年、フランク・マーシャルは155人と同時に対局して、失ったのはわずか8試合だった。しかも、その一週間後には155試合の駒の動きを完全に再現した」というトリビアを披露する。(*)
(*)これが本当の話なのかどうかを調べてみた。フランク・マーシャルというチェスプレイヤーが実在していたことは間違いなさそうだ。どうやらこのトリビアは、同姓同名の映画プロデューサーがいたために、お遊びで挿入されたようだということも分かった。しかし、1922年に155人と同時対局をしたという事実については残念ながら確認できなかった。
話は逸れるが、どうもどこかで聞いたような名前だと思ったら、最近読んだジョナサン・キャロルの『死者の書』に描かれている作家の名前がマーシャル・フランクだった。苗字と名前が逆になってるから、日本人なら鈴木マツオみたいな感じだろうか?(笑)
そのようなわけで、今回の犯人はチェスの世界チャンピオン。対戦相手に勝てそうもないと悟って殺してしまうという、何というかどうも身も蓋もない話だ。ところが、対戦相手は重傷を負いながらも一命を取り留める。それを知った犯人は次の一手をどう指すのか…。巨大なチェス盤の悪夢が再現されたかのように、次第に追い詰められていく犯人。そのヒステリックな焦りぶりが見どころだ。
ハリウッド映画には妙な日本人が出てくるという固定的なイメージがある。この作品ではその典型的な例を見ることができる。団扇を持って含羞む“ゲイシャさん”だ。せめて扇子にしてくれよ。(*)
(*)ところで、『刑事コロンボ』が日本ロケをやるらしいぞ、という情報が映画雑誌に掲載されていたことがある。
日本ロケ計画進行中!
スクリーン12月号によると「刑事コロンボ」日本ロケが進行しているということだ。8月にプロデューサーのエバレット・チェーンバースが配給元の日本MCAにロケ計画の話と費用の打算をしに訪れた。翌9月上旬、シナリオ担当のリック・コルブとエバレット・チェーンバースが来日して、東宝撮影所、松竹撮影所、アメリカ大使館、警視庁、東京近郊を訪れ、ロケ・ハンした。現在リック・コルブは日本編“コロンボ”を執筆中で、完成次第ピーター・フォークとNBCに話をし、OKが出れば来春早々にも日本でも撮影が開始されそうである。
(縦開きの手帳・1976-10-25)
その後、日本編の企画は立ち消えになってしまった(らしい)けれども、もしも実現していたとしたら、どのようなものになっていただろうか。この情報にはユニヴァーサルの親会社やコロンボシリーズのプロデューサーの名が挙がっているので、ある程度の信憑性はあったように思える。そんなわけで、リック・コルブという正体不明の脚本家のお蔵入りになったシナリオが、もしも実在するとしたら、そこには、なんとなく団扇を持った“ゲイシャさん”が描かれていたのではないかという気がする。
今回の犯人は、自分で捌いたフグを平気で食ったりもする美食評論家だ。毒舌を武器にして金を巻き上げていたが、あるレストランのオーナーがついに反旗を翻す。そのオーナーは犯人と口論した後、正体不明の毒物によって変死する。普通に見ていれば「はは~、フグの毒を盛ったな」と分かる。しかし、どうやってワインに毒を入れたのかが分からない。まあ、だいたいそんな話だ。
最初に書いた“ゲイシャさん”のシーンは、日本から来た商社マン(?)を自宅に招いてフグサシをご馳走しているところにコロンボがやってきて…という、犯人にとっては「これはマズイな」という展開。その後、鑑識がフグの毒だったことを突き止めるので、この一連のシーンはなくても別に構わない。日本の視聴者に対するサービスだったのだろうか?
サブリミナル映像といえば『刑事コロンボ』のこのエピソードを思い出してしまうけれども、映画のフィルムにコーラだかポップコーンだかの映像を入れたら売店の売上が跳ね上がったとかなんとかという怪情報(*)が、当時はまことしやかに語られたりもしていた。で、それを殺人のトリックに使っちゃったのが、今回の作品だ。
(*)これは嘘っぱちだとか、いや、ある程度の効果はあるんだとか、いろんな意見があるようだけど、映画を見ていて異常に喉が渇いたら、それはたぶん塩分の多いポップコーンの食べ過ぎだと思った方がいい。
そんなわけで今回の犯人はたぶん心理学者だ。何が動機だったか思い出せないけれども、とにかく生きていてもらっちゃ困る人物を殺害する。被害者が計画通りのタイミングでロビーに出てきたところをサイレンサー付きの銃でプシュッと撃つ。実に手際がいい…と思っちゃうところが実はサブリミナル効果なのだ。犯人役をやるのはこれで三回目のロバート・カルプだから、ついつい騙されてしまうけれども、実際にこんなやり方でうまくいくわけがないじゃないか。
「ココログ仕様変更、機能追加のお知らせ」を読んで、あきれました。
2)「同一カテゴリー記事の表示」設定をONに。(日時未定)
ココログの記事ページ下部に、同一カテゴリの記事を表示させる機能があることをご存知でしょうか?
2007年4月に本機能は追加されましたが、それ以前からココログを利用されている方を中心にご存知ない方が多いようです。そのため、現在OFFの方の設定をONにさせていただきたいと思っています。
ココログを訪れてくれる方にとって便利な機能となりますので、ぜひ本機能を利用してみてください。
※必要のない方は、管理画面から元に戻すことが可能です。
同一カテゴリの記事が表示できることは存じております。僕は2008年から利用してますけど、煩わしいのでOFFにしています。それ以前から使っていても意図的にOFFにしている方は結構多いんじゃないかと思うんですが、スタッフの方は“ご存知ない”のでしょうね。
念の為に書いておきますが、「ご存知ない」を正しく表記すると「ご存じない」になるだろうと思いますが、これは誤った敬語表現です。面倒なので詳しいことまでは書きませんが、お知りでなければ御自分でお調べになってみてはいかがでしょうか。
「殺人事件の犯人の多くは配偶者だ」という意味のことをコロンボが言っていたような気もするが、実際に扱った事件では、愛人殺しに比べると妻殺しは少ない。抑圧された夫が自由を得るために妻を殺す話は、このほかに『白鳥の歌』があるだけだ。
そのような不幸な夫の一人、妻に頭の上がらない写真家が、今回の犯人だ。まず、誘拐に見せかけて監禁した妻を殺す。その後、無関係な男を射殺して誘拐犯と撃ち合いになったように偽装する。そのためには、自分の足に銃弾を撃ち込むことも辞さない。それぐらい追い詰められて、決死の覚悟で犯行に及んでいるのだ。(*)
(*)そう言えば『白鳥の歌』の犯人も、自分が操縦する自家用機を墜落させるという捨て身の犯行だった。この点で、現在の境遇から脱出するための殺人は、現在の地位を守るための殺人とは大きく異なるといえるかもしれない。誘拐犯から届いた(ように見せかけた)脅迫状や写真が証拠となり、犯人のアリバイが成立する。コロンボはいつものように不審な点を次々に発見していくのだが…。今回の見どころは「潜入捜査」だ。(笑)








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