やろうと思っていたことを他人に指図されるのは、どうして不快なのだろうか? そこで、こんな実験を考えてみた。実際にうまくいくかどうかは別にして。
まず、手足などに筋電位のセンサーを装着し、何か動作を起こそうとした時にどのような変化が生じるかを記録する。充分なデータが揃ったら、実際に動作を起こす前に予測することもできるようになる(はず)。
次に、動作を指示する「右手を挙げなさい」とか「左足を一歩前へ出しなさい」などという音声データを用意する。
最後に、筋電位の変化から予測した動作を音声で指示する機械を作る。
さて、それがどれほど嫌な感じになるかは想像するしかないが、人間に精神的なストレスを与える機械になることだけは間違いないだろう。その機械を長時間使い続けるのは危険かもしれない。
しかし、機械にやられっぱなしにはならないのが人間だ。フェイントをかけて機械をだますことができれば逆にストレス解消にもなる。こうなったら、機械の方も負けてはいられない。フェイントを察知できるように改良する。
機械の精度が上がったところで、音声データの一部を少し変更して、人間には両手に赤と白の旗を持ってもらう。ここまで書けば、何をやろうとしているのか、もう予測できますよね?







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