カテゴリ「妄想的誤読」の記事 (17)

 筒井康隆の「聖痕」連載が終ってから一週間。このもやもやとした読後感をかかえて単行本が出るのをじっと待っていることは不可能だ。僕は最初の二三回で新聞を買うのをやめてしまったので、もう一度読もうとするとえらく面倒なことになる。

 こんなこともあろうかと毎日Twitterで最初の一文字とともにリンク先をつぶやいておいたので自分のツイートを「最初の一文字」というキーワードで検索すれば大丈夫な筈だったのだが、Twilogがかっこよくなった代わりに検索結果が一頁分しか表示できなくなってブックマークとして使うには不便になってしまった。

 そんなわけで、朝日新聞デジタルのサイトで「聖痕」を検索するしかない。ところが検索してみると、2012年12月11日(第148回)~2013年3月3日(第228回)3月13日(第238回)のデータが抜けている。リンク先の記事自体が消えていることはないだろうけれども、どうも検索用データが変なことになっているような感じだ。と思ったが、どうやらリンク切れになっているらしい。無料記事の検索からたどってみると、冒頭の部分と挿絵だけは表示されるけれども残念ながら「続きを読む」ことはできなかった。

 このように物事が思い通りにならない罠に一度はまってしまうともう逃れられない。もがけばもがくほど事態は必ずややこしい方向に進展する。筒井作品ではおなじみのパターンである。なぜこんなことになってしまったのか。そんなバカな。これはひどい。などと言っても仕方がない。それが面白いのだ。

 とかなんとかいいながら、どうにか「聖痕」の全テキストのリンク先を取得することができた。記事自体は掲載時から一年間は読めるけれども、無料会員になって毎日3回分を読むとして全部読むには80日かかる計算だ。単行本が出るのは5月だから今から読んでも間に合わない。それでも読みたいという方は、どうぞ続きのページを御覧ください。

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 「残念な物語」の8月分のあらすじです。

 ドラキュラ城にもう一人のジョナサンがやって来た(01)。出迎えたジョナサンは伯爵になりすまそうとするがヘルシング教授に見破られてしまう(02)。教授は伯爵の一部がトカゲになって絵の中に潜んでいることに気付き(03)、ハンプティとダンプティは何かを企んでいる(04)。各自の思惑が渦巻く中、トカゲ吸い出しの準備が進んでいった(05)。吸い出されそうになったトカゲは尻尾を切って“攻略本”の中に逃げ込み、教授はトカゲの尻尾を食ってしまう(06)。そして、不死身になったヘルシング教授が伯爵の代りに書類に署名してハッピー・エンド(07)。その一年後、ミナ、ジョナサン、ルーシー、アーサーの四人が(08)テーマパークとなったドラキュラ城に滞在して、みんなで怖い話を書こうということになる(09)。メアリーはコワリョフの話を書き(10)、それを読んだジョナサンは巨大な鼻になり(11)、氷の上で鼻血を流して死にそうになる(12)。そこへ女吸血鬼が現われてストローで鼻血を吸う(13)。第二稿を書き始めたメアリーは(14)ジョナサンの意見を聞くが(15)、結局つまらない話になってしまう(16)。ジョナサンが怖い話を書き、それを読んだメアリーは笑いながら死んだも同然になりながら(17)パスタ脳になって醜い怪物の話を書いた(18)。悩んでいるヴィクターに醜い怪物が頼み事をするが(19)、ヴィクターは醜い怪物から逃げようとする。それを見たジョナサンがヴィクターたちを酒場に連れて行き、新大陸行きを提案する(20)。しかし、ヘルシング教授が少年殺しの犯人は怪物ではなく女吸血鬼だと指摘したため、ヴィクターは混乱する(21)。パスタ脳になった作者が無理やり話を終わらせ(22)、犬刑事に猿の変死事件を担当させる(23)。しかし、捜査は迷走し(24, 25, 26, 27, 28, 29, 30)、馬鹿な作者は結末を省略してエピローグを書いてしまった(31)。

 なお、カッコ内の数字は日付です。一ヶ月分をまとめて読みたいという奇特な方は、こちらからどうぞ。

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 というわけで、遅くなりましたが、「本当は声に出して読みたくない大人のための残念な物語」の7月分のあらすじです。

 三年間ニートをやっていた物ぐさ太郎が都へ派遣され(01)、真面目に働いたあとで嫁さがしを始め(02)、鉢かづきに出会って湯殿に連れて行かれる(03)。鉢かづきは家を追い出されてここで働いているのだと話す(04)。垢を落としすぎて一寸法師になった物ぐさ太郎は観音様に御参りをして鉢かづきと夫婦となり(05)、鬼退治に出かけたが転覆して溺れたところをピンクの豚に助けられたのち突然消失する(06)。犬神は一つの世界が消えたのだともっともらしく語ったが実は作者は何も考えていないことが判明する(07)。そこへヽ大法師が登場して(08)、犬神と×××姫が実は八房と伏姫であることを暴露する(09)。河原にちらばった数珠玉をピンクの豚が拾うたびに川上からいろんな物が流れてきて(10)、最後には舟に乗った鉢かづきとお椀に乗った一寸法師が感動の再会を果たす(11)。しかし禁太郎たちは魔法の鼻紙入れに取り憑かれてしまっている(12)。そこで急遽ジョナサンの悪夢が始まり(13)、若者と荒馬と茨姫と(14)貴族と家具と乗物と(15)猛犬と馬人とジョナサンが入り乱れて(16)、結局ジョナサンはヤフーを責め苛む(17)。その後のジョナサンについては諸説あるが(18)、ある小説に日記が引用されたせいでジョナサンは東欧の無気味な城へ行くことになるが(19)、記憶がはっきりしないままで男爵の出迎えを受け(20)、ゴシップ・ホラーを聞かされる(21)。コンビニから帰ってきた伯爵が(22)、歴史を語っているうちに男爵に豹変して(23)、再び伯爵に戻ってジョナサンに手紙を書かせる(24)。ジョナサンが抗議すると伯爵は男爵でフェイントをかけておいて反撃に出る(25)。鏡の中に閉じ込められたジョナスは再び手紙を書かされ(26)、書斎でハンプティに会うが(27)、コンビニで買い物をしている伯爵のポケットにいるのが実はハンプティで鏡に閉じ込められているのは伯爵の方だった(28)。哀願する伯爵を無視して鏡を十字架で封印した後(29)、ジョナサンは一体何をしていたのかというと(30)、書斎に籠って蔵書を読み耽っていた(31)。

 なお、このあらすじだけを読んでも意味は分かりませんので、カッコ内の日付をクリックして本文をお読みください(ただし、本文を読んでも意味が分かるという保証はありません)。

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 「“賞”をあげたい」などというのは烏滸がましい限りなので、思い出の一冊ということで…。

 二十年余り前のことになりますが、ひょんなことが縁となって浜松町に本社のある電算写植の会社(G社)に中途採用でもぐりこんだ僕が、最初に関わったのが、この『歌語(うたことば)例歌事典』という本でした。

 電算写植というのは、写真植字を電算化したもので、いわゆる“活字を組む”作業を、実際の鉛の活字を使わずに、分かりやすく言えばコンピュータを使って文字を組んで、レーザープリンタを使って印画紙に焼き付けるプロセスです(実際の印刷には、この印画紙から製版したものを原版として使うことになります)。
 電算写植機という大きな機械があって、これは専用のコンピュータで扱いにくいということで、その会社ではパソコンで作成・編集したものを8インチのフロッピーディスクを介して専用機に流すシステムを自社開発して使っていました。当時、実務レベルのパソコンがやっと出始めた頃で、NECのPC9801シリーズを使っていました。

 この事典は、万葉集から現代短歌にいたるまでの代表的な短歌約一万三千首を約三千の歌語別に分類して配列するというものです。歳時記の短歌版だと言えば分かりやすいでしょうか。歌語ごとに解説があり、その後に例歌が年代順に並びます。そして巻末には各種の索引が付いています。これを従来の手作業で編集すると大変な労力が必要になることは想像していただけると思います。

 そんなわけで、この厄介な仕事がパソコンを導入してデータ処理を得意としていたG社に回ってきたのだと思います。しかし、頁数の多い事典を頁組みしていくという作業は、パソコンを使っても容易なことではありませんでした。何しろ量が半端ではなかったですから、やってもやっても終わらないという日々が半年ほど続きました。

 最近、昔話のパロディをやっているうちに、どうしてもここに和歌のパロディを入れねばならないという無茶な考えに取り憑かれてしまって、「あのとき記念に一冊もらっておけばよかった」なんていう不埒な思い出し方をしたばかりです。検索したら、オンライン古書店で入手できるようでしたが、パロディの方は思い出の一冊は使わずにすませてしまったので、購入するかどうかで今迷っているところです。

 さて、どうしましょう/迷ってないでこの機会にさっさと買いましょう/いくら何でもこんな取り上げ方は失礼でしょう/これを三十一文字にできなかったことが残念でしょう。

コネタマ参加中: 今まで読んだ本の中で“賞”をあげたい一冊は?

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 このブログの裏の方店開きをしてから二ヶ月ほどが経ちました。おかげさまで予想外の反響をいただいておりますが、早くもネタが切れそうになって夜も眠れず昼寝をしたりして、こんな時間に起きているような次第です。

 そのようなわけで、でたらめなことをやってるうちに何だか妙にややこしい話になってきましたので、ここらでひとつ宣伝をかねてあらすじでも書いてみようかと思ったようなわけで…。何? 前置きが長いですか。それではさっそく書いてみます。

 昔、ある山で小屋に籠っていた禁太郎という男が久しぶりに外に出ると、穴の中にいた熊がテレビを見て「ケシカラン」と叫んでいる。わけを聞いた禁太郎は熊にまたがってケシカラン鹿を退治する旅に出た(01)。岩山に閉じ込められた猿を助けてなまかに加え(02)、ぽっくりぽっくりとついてきたケシカラン角を生やした馬も加わり(03)、道中の退屈を馬鹿話などをしてまぎらしたりしているうちに(04, 05, 06, 07, 08)、突然あらわれた鹿の影に出会う(09)。犬神にまたがった×××姫の出現で、事態は急展開する(10)。
 猿がサンダルを拾ったり(11)、禁太郎が玉をなくしたり(12)、河童の姫が禁太郎に抱きついたり(13)、地底の宮殿の王子さまがお使いをしたり(14)、ある島国のジョナサンが子供のころに夢を見て(15, 16)、大人になって旅に出て(17)、眠り姫に誘惑された(18)けれども振り切って、空飛ぶ島へと向かったりする(19)。
 一方、禁太郎たちの前にあらわれたピンクの豚が丸顔の少年と感動の再会を果たすのか(20)と思いきや、人違いだった(21)。
 空飛ぶ島では、測量師のJが二人の助手と出会って(22)、一緒に地図作りを始めた(23)が、城への道は閉ざされていたので、飛んで城へ行った(24)。すると城では歓迎されて(25)、眠り姫に再会して(26)、いよいよ伯爵と対決する(27)。空飛ぶ島は墜落して(28)、眠り姫は最後の目覚めを迎える(29)。
 そして、ネタに困った作者は「物くさ太郎」の原典を読み始めた(30)。

 行きあたりばったりで、何が何だか分からなくなっておりますが、興味のある方は、ぜひともお立ち寄りください。

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 ちょうど今、一息いれとるところじゃから、聞かせてと言われたら話さにゃなるまい。

 わしが、小さかった頃の話じゃ。ある晩、何か物音がして、わしは目を覚ました。トナカイの蹄の音のようじゃった。カーテンを少し開けて外を見ると、月明かりに、ソリを引かせているうちの爺さんの姿が見えた。眠かったのでそのままベッドに戻って、そのことは忘れてしもうておった。

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 結局、何だったんだろうね、このドラマ。

【ネタバレ・妄想・暴言…以下同文】

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 今回は、FAQ風に料理してみました。

【ネタバレ・妄想・暴走などが気にいらない方は、ここから下を読まないでください】

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 いよいよ悲惨な結末に向かって転がりはじめたようです。

【ここから下は、ネタバレ・妄想増量中につき、御注意ください】

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見たくない未来が見えてしまう恒介の気持ちがよく分かる、心憎い演出ですね。 [ 続きを読む ]
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後半に入ったとたん、急展開。これからどうなるのか、ますます目が離せなくなった。 [ 続きを読む ]
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今週も感想といいつつ妄想と暴言を書いてみます。 [ 続きを読む ]
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このドラマは真面目な“二次創作”だと思って見ればいいんじゃないかと今ごろ気付いた。 [ 続きを読む ]
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突っ込みどころが分からなくなってしまった。 [ 続きを読む ]
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何だかんだ言いつつも、原作からの逸脱が面白くなってきた。 [ 続きを読む ]
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「七瀬ふたたび」(1)を見た。今後の展開が心配だ。 [ 続きを読む ]
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