2013年11月アーカイブ

 このページにたどり着いた方には、今さら「漢直とは?」とか「Dvorak配列とは?」などということから書かなくても大丈夫でしょうから、いきなり本題に入ります。

 もしもあなたが漢直に興味を持ち、自分もやってみたいと思うのであれば、まずキーボードの配列をDvorak配列に変えてみることをお勧めします。仮にあなたが現在JIS仮名や親指シフト等の仮名入力を使っているとしても、やはり一旦Dvorak配列のローマ字入力に乗り換えることをお勧めします。別にDvorak配列がQwerty配列よりも優れているとか仮名入力よりもローマ字入力がいいとかいうつもりはありません。どうせ漢直を身につけてしまえば、アルファベットの配列とは無関係に日本語が入力できるようになるので、実は何でもいいのです。何なら漢直を始めた後で元の配列に戻しても構いません。

 では、なぜDvorak配列なのかというと、Qwerty配列以外のアルファベットの配列の中では比較的普及しているからで、その結果として、キー配列変更などのソフトでサポートされている可能性が高いからという、それだけの理由です。

 漢直がアルファベットの配列とは無関係だといいながら、なぜわざわざ配列の変更を勧めるのかというのは当然の疑問でしょう。それには、いくつかの理由があります。

 第一に、Dvorak配列への乗り換えを経験しておくと、漢直に乗り換える際のコストがだいたい予想できるようになるということです。

 新しいアルファベットの配列に慣れてローマ字入力がスムーズにできるようになるためには、(個人差もあるでしょうが)少なくとも一週間程度の練習期間は必要でしょう。その体験をしておけば、どのくらいの練習で平仮名の打ち方を変えたり漢字の打ち方を身につけたりできるかを感覚的に見積もることができるようになる筈です。あとは自分のペースで打てる漢字を増やしていくだけです。

 第二に、キーの刻印と入力される文字が無関係だということを事前に体感しておいた方が、漢直を感覚的に身につける際に有利になるということもあります。

 ブラインドタッチができていない状態で漢直を練習すると、どうしてもキーを見る癖が出てしまいます(実は私がそうでした)。Qwerty配列から別の配列に乗り換えると、ブラインドタッチするしかありません。このような環境にしておくと、漢直も最初から否応なしにブラインドタッチで練習することになるので安心です。

 そして第三の理由は、Dvorak配列で挫折する人には、おそらく漢直は向いていないだろうと考えるからでもあります。仮にあなたが挫折したとしても、「漢直で挫折した」よりも「Dvorak配列で挫折した」と言っていただいた方が、お互いに傷が少なくてすむわけです。

 最後に一つ。特にどの漢直がいいというようなことはいいませんが、練習するときには、(アルファベットではなく)図や表で打ち方を表示したものを使うことを強くお勧めします。

 あと、もう一つだけ。もしもあなたが、既にQwerty配列のキーボードを使ってDvorak配列で入力しているのなら、わざわざQwerty配列の練習をする必要はありません。また無刻印キーボードを使っている場合(キー配列は問いません)も同様です。それだけで漢直の練習に必要な条件をクリアしていると思われるからです。やるかやらないかは自由ですが、あなたは漢直をやるのに有利な立場にいます。

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