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「エアー漢直」とは?

 パソコンやキーボードがなくても、いつでもどこでもできる漢直の練習法のことです。

ダウンロード

種類名称入手先備考
打鍵表 T-code tcode-stroke-table.pdf 'tcode.st.txt' を元にして補助線を入れるなどの改変をしました。(その元の'tcode.st'はEmacs用の'tc-el'のパッケージに入っていたものですか、少し古いバージョンかもしれません)
TUT-code tutcode-stroke-table.pdf 'tutcode.st.txt' を元にして補助線を入れるなどの改変をしました。(3ストロークの表もどこかにあったと思うので、見つけ次第、3ストロークの分もアップします)
G-Code gcode-stroke-table.pdf 'GC3STR.LZH'の'GC3STR.TXT'を元にしてレイアウトなどの改変をしました。

打鍵表の見方

 この打鍵表を見ただけでは何がなんだか分からないと思います。2年前の「漢直の打鍵表は、なぜ「木を見て森を見る」なのか?」を御覧ください。

練習方法

 私はこれをA4判の紙にプリントして、電車の中で読む本がなくなった時などに、気が向いたら練習しています。これをキーボードに見立ててタイプすると、結構いい練習になります。ミスタイプしても変な漢字が表示されたりしないので、とても快適です。


 この記事は漢直 Advent Calendar 2015のために大慌てで書いたものです。手抜きですみません。

2015年8月23日

 今日アップしたブログに合わせて、このページのサブタイトルを〔親指漢直(NICOLA)篇〕に変更する。練習を始めて三週間になるが、実はあまり速くなっていない。それでも、たまにG-Codeで入力すると仮名の2ストロークが重いと感じることはある。

 来月は〔親指漢直(JIS仮名)篇〕だ。ルールが単純明快なので、多分こっちのほうが僕には向いているような気がする。

2015年8月18日

 ローマ字入力の場合、仮名漢直のように“漢直読み”を混ぜて変換することはできないが、ローマ字テーブルに漢直用のエントリーを加えることならできる。当然、既存のローマ字と衝突しないように漢直の第1打を親指シフトにする必要がある。

 左右の親指シフトキーの割り当てはDvorakJでやるので具体的なキーを気にする必要はない。文字キーは英字配列に依存するので、少なくともQwerty配列用とDvorak配列用の2種類の漢直用のテーブルを作っておかねばならない。既存のローマ字テーブルをエクスポートして、それに漢直用のテーブルを追加したものをインポートするという手順になる。

 導入方法はかなり面倒になるが、Google日本語入力のローマ字テーブルで設定可能なものであれば何でもよい。例えば、AZIK・SKY配列・花配列系・月配列系などと組み合わせることも可能なはずだ。

〔単語登録〕

2015年8月16日

 打ちにくいと思うたびに“漢直読み”で登録してきた単語が200語を越えた。この程度では中途半端なので、もっと語数を増やしてから公開した方がいいような気もするが、そうすると、辞書を見て「こんなに覚えなくてはならないのか」と思ってしまう人がいるかもしれない。単語登録は自分でやってもらった方がいいのではないだろうか。

〔単語登録〕, 半端

2015年8月12日

 「おやゆび」がどうも打ちづらかったので漢直読みを辞書に登録。慣れていないせいかもしれないが、シフト打鍵が続くときは漢直の方が楽な気がする。これまで通り「おやゆび」でも変換できるので、楽だと思う方で打てばよい。

〔単語登録〕親指

2015年8月8日

 アルファベットの全角大文字を入力しようとして[SHIFT]で打つと仮名になってしまう現象が発生。ローマ字テーブルに次のようなダミー行を入れて解決したけれども、全角小文字は半角英数モードで入力した後に全角変換するしかなさそうだ。

A	A

――と思ったら、普通に打って[F9]を叩いたほうが簡単だった。

〔単語登録〕現象

2015年8月6日

 だいぶ親指シフトには慣れてきたが、変換ミスを見過ごして確定したときに、間違っている文字だけ打ち直したくてイライラする。そこで、親指シフトには使っていない[変換]キーを漢直用にしてみた。DvorakJの設定で第三の同時打鍵には'õ'を先頭に付け、ローマ字テーブルにG-Codeの定義を追加した。Qwerty配列用のテーブルの行頭に'õ'を入れるだけの簡単な作業。

 どうせなら、3ストロークの連打を短縮してしまおうと思いついて、中段の[tab]を第三の同時打鍵('õ')、上段の[変換]を第四の同時打鍵('ö')にして、[変換]との同時打鍵を3ストローク短縮入力に使うようにした。いちいち同時打鍵するのは面倒だが、一字だけ打つときにはちょうどいい感じだ。

〔単語登録〕行頭

2015年8月2日

 “「親指漢直」始めました。”に書いたように、最近また親指シフトの練習をしている。

 Perlで機械的に作った辞書には余分な漢字も入っているので、つい漢直で打ってしまう。今はその方が楽だし速いのだが、そんなことをやっていては練習にならない。そこで、漢直用の辞書を全部削除した。本当に必要な単語だけをこつこつ登録していこうと思う。

 Trulyのキーボードを使っているので、左親指は[無変換]、右親指は[space]としているが、通常のキーボードでは右親指は[変換]の方が打ちやすいだろう。そうすると真ん中の[space]が別の目的に使えることになる。ここに何かを入れるとすれば、やはり「Picasso」しかない。

 ただし、先行入力によって入力内容を変えることはできないので、単純に仮名文字列の短縮入力のような形になるだろう。Trulyの中央にある[変換]と[tab]を使って、そのうち試してみようと思う。

〔登録単語〕練習, , , 通常, 入力, 単純, 短縮,


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打鍵数は参考程度にするのがよい

 まず、前回の「打鍵数はこれでいいのか?」のおさらいから。「各入力方法の仕様比較」の表を、シフトを含む打鍵数で書き換えてみた。

表1

  親指シフトキーボード JISキーボード
文字キーの数 48 48
シフトキーの位置 中央(親指シフト) 両サイド(小指シフト)
入力モード 仮名モード 英数モード 仮名モード 英数モード
文字のレイアウト NICOLA Qwerty配列 JIS仮名配列 Qwerty配列
仮名の入力方法 かな入力 ローマ字入力 かな入力 ローマ字入力
打鍵数 清音 1 or
2(同側シフト)
(JISキーボードと同じ) 1 or
2(「を」)
1(母音) or
2(子音+母音)
(半)濁音 2(クロスシフト) 2(清音+(半)濁点) 2(子音+母音)
撥音(「ん」) 1 1 1(n) or
2(nn)
促音(「っ」) 2(同側シフト) 2(シフト) 1(次の文字の子音) or
3(xtu)
拗音(「きゃ」等) 3(単独+同側シフト) or
4(クロスシフト+同側シフト)
3(清音+シフト) or
4((半)濁音+シフト)
2(「じゃ」「ふぁ」等) or
3

 要するに、NICOLAはJIS仮名よりも(「を」を除く)同側シフトの仮名の分だけ打鍵数が多くなり、ローマ字入力に関しては、親指シフトキーボードとJISキーボードには何ら違いがない(元の表で省略されているのはそのためだ)。

 これではJISキーボードで仮名入力やローマ字入力を使っている人にとって、 親指シフトキーボードには何の魅力もないことになる。むしろ、不公平な比較アニメーションを見せられて、親指シフトキーボードに反感を抱く可能性すらある。

 そこで、「キーボード入力比較」のアニメーションの例文で溜飲を下げていただこう。(煩雑になるので、仮名に開いたテキストを使い、仮名漢字変換・改行・右寄せ等の打鍵は省略した)

【例文】(144文字)
はいけい なつのひかりもいくぶんしのぎやすくなりましたが、みなさまいかがおすごし
でしょうか。ほんじつ、まごにせがまれてちかくのうみへまいりましたら、りょうしさん
のいえで、とてもしんせんなひものをみつけました。あなたがおすきなのをおもいだして
、おおくりいたしましたから、ごしょうみください。なまぼしもありますから、はやくお
めしあがりください。とりいそぎ、おしらせまで。けいぐ

【NICOLA】(267打鍵)
(は)(い)(け)(い)( )((左て))(つ)((右き))(ひ)(か)((左た))((左せ))(い)(く)((右ふ))
(ん)(し)((右き))((左き))((左ふ))(す)(く)((左て))((左た))((右つ))(し)(た)((右か))
(、)((右は))((左て))(さ)((右つ))(い)(か)((右か))((右と))(す)((右こ))(し)((右て))
(し)((右い))(う)(か)(。)(ほ)(ん)((右し))(つ)(、)((右つ))((右こ))((右ち))(せ)((右
か))((右つ))((左さ))(て)(ち)(か)(く)((右き))(う)((右は))(へ)((右つ))(い)((左た))
((右つ))(し)(た)(ら)(、)((左た))((右い))(う)(し)(さ)(ん)((右き))(い)((左か))((右
て))(、)(と)(て)((左せ))(し)(ん)(せ)(ん)((左て))(ひ)((左せ))((右き))((左う))((右
は))(つ)(け)((右つ))(し)(た)(。)((左し))((左て))(た)((右か))((右と))(す)(き)((左
て))((右き))((左う))((右と))((左せ))(い)((右た))(し)(て)(、)((右と))((右と))(く)
((左た))(い)(た)(し)((右つ))(し)(た)(か)(ら)(、)((右こ))(し)((右い))(う)((右は))
(く)((右た))(さ)(い)(。)((左て))((右つ))((左ほ))(し)((左せ))((左し))((左た))((右
つ))(す)(か)(ら)(、)(は)((左ふ))(く)((右と))(め)(し)((左し))((右か))((左た))(く)
((右た))(さ)(い)(。)(と)((左た))(い)(そ)((左き))(、)((右と))(し)(ら)(せ)((右つ))
((右て))(。)(け)(い)((左く))

【JIS仮名】(223打鍵)
(は)(い)(け)(い)( )(な)(つ)(の)(ひ)(か)(り)(も)(い)(く)(ふ)(゛)(ん)(し)(の)(き)
(゛)(や)(す)(く)(な)(り)(ま)(し)(た)(か)(゛)(L(ね))(み)(な)(さ)(ま)(い)(か)(か)
(゛)(お)(す)(こ)(゛)(し)(て)(゛)(し)(L(よ))(う)(か)(L(る))(ほ)(ん)(し)(゛)(つ)
(L(ね))(ま)(こ)(゛)(に)(せ)(か)(゛)(ま)(れ)(て)(ち)(か)(く)(の)(う)(み)(へ)(ま)
(い)(り)(ま)(し)(た)(ら)(L(ね))(り)(L(よ))(う)(し)(さ)(ん)(の)(い)(え)(て)(゛)
(L(ね))(と)(て)(も)(し)(ん)(せ)(ん)(な)(ひ)(も)(の)(L(わ))(み)(つ)(け)(ま)(し)
(た)(。)(あ)(な)(た)(か)(゛)(お)(す)(き)(な)(の)(L(わ))(お)(も)(い)(た)(゛)(し)
(て)(L(ね))(お)(お)(く)(り)(い)(た)(し)(ま)(し)(た)(か)(ら)(L(ね))(こ)(゛)(し)
(L(よ))(う)(み)(く)(た)(゛)(さ)(い)(L(る))(な)(ま)(ほ)(゛)(し)(も)(あ)(り)(ま)
(す)(か)(ら)(L(ね))(は)(や)(く)(お)(め)(し)(あ)(か)(゛)(り)(く)(た)(゛)(さ)(い)
(L(る))(と)(り)(い)(そ)(き)(゛)(L(ね))(お)(し)(ら)(せ)(ま)(て)(゛)(L(る))(け)
(い)(く)(゛)

【Qwertyローマ字】(325打鍵)
(h)(a)(i)(k)(e)(i)( )(n)(a)(t)(u)(n)(o)(h)(i)(k)(a)(r)(i)(m)
(o)(i)(k)(u)(b)(u)(n)(s)(i)(n)(o)(g)(i)(y)(a)(s)(u)(k)(u)(n)
(a)(r)(i)(m)(a)(s)(i)(t)(a)(g)(a)(,)(m)(i)(n)(a)(s)(a)(m)(a)
(i)(k)(a)(g)(a)(o)(s)(u)(g)(o)(s)(i)(d)(e)(s)(h)(o)(u)(k)(a)
(.)(h)(o)(n)(j)(i)(t)(u)(,)(m)(a)(g)(o)(n)(i)(s)(e)(g)(a)(m)
(a)(r)(e)(t)(e)(t)(i)(k)(a)(k)(u)(n)(o)(u)(m)(i)(h)(e)(m)(a)
(i)(r)(i)(m)(a)(s)(i)(t)(a)(r)(a)(,)(r)(y)(o)(u)(s)(i)(s)(a)
(n)(n)(n)(o)(i)(e)(d)(e)(、)(t)(o)(t)(e)(m)(o)(s)(i)(n)(s)(e)
(n)(n)(n)(a)(h)(i)(m)(o)(n)(o)(w)(o)(m)(i)(t)(u)(k)(e)(m)(a)
(s)(i)(t)(a)(.)(a)(n)(a)(t)(a)(g)(a)(o)(s)(u)(k)(i)(n)(a)(n)
(o)(w)(o)(o)(m)(o)(i)(d)(a)(s)(i)(t)(e)(,)(o)(o)(k)(u)(r)(i)
(i)(t)(a)(s)(i)(m)(a)(s)(i)(t)(a)(k)(a)(r)(a)(,)(g)(o)(s)(h)
(o)(u)(m)(i)(k)(u)(d)(a)(s)(a)(i)(.)(n)(a)(m)(a)(b)(o)(s)(i)
(m)(o)(a)(r)(i)(m)(a)(s)(u)(k)(a)(r)(a)(,)(h)(a)(y)(a)(k)(u)
(o)(m)(e)(s)(i)(a)(g)(a)(r)(i)(k)(u)(d)(a)(s)(a)(i)(.)(t)(o)
(r)(i)(i)(s)(o)(g)(i)(,)(o)(s)(i)(r)(a)(s)(e)(m)(a)(d)(e)(.)
(k)(e)(i)(g)(u)

【TRONカナ】(234打鍵)
(は)(い)(右(の))(い)( )(な)(つ)(の)(左(ら))(か)(り)(も)(い)(く)((左右(も)))(ん)
(し)(の)(左(き))(右(ん))(す)(く)(な)(り)(ま)(し)(た)(右(か))(、)(右(し))(な)(さ)
(ま)(い)(か)(右(か))(右(を))(す)(右(こ))(し)(右(て))(し)(ょ)(う)(か)(。)(左(ょ))
(ん)(左(し))(つ)(、)(ま)(右(こ))(に)(左(に))(右(か))(ま)(れ)(て)(右(い))(か)(く)
(の)(う)(右(し))(左(な))(ま)(い)(り)(ま)(し)(た)(ら)(、)(り)(ょ)(う)(し)(さ)(ん)
(の)(い)(右(き))(右(て))(、)(と)(て)(も)(し)(ん)(左(に))(ん)(な)(左(ら))(も)(の)
(を)(右(し))(つ)(右(の))(ま)(し)(た)(。)(あ)(な)(た)(右(か))(右(を))(す)(き)(な)
(の)(を)(右(を))(も)(い)(右(た))(し)(て)(、)(右(を))(右(を))(く)(り)(い)(た)(し)
(ま)(し)(た)(か)(ら)(、)(右(こ))(し)(ょ)(う)(右(し))(く)(右(た))(さ)(い)(。)(な)
(ま)((左右(ょ)))(し)(も)(あ)(り)(ま)(す)(か)(ら)(、)(は)(右(ん))(く)(右(を))(右(
く))(し)(あ)(右(か))(り)(く)(右(た))(さ)(い)(。)(と)(り)(い)(左(る))(左(き))(、)
(右(を))(し)(ら)(左(に))(ま)(右(て))(。)(右(の))(い)(左(く))

【M式】(321打鍵)
(H)(Ai)(K)(Ei)( )(N)(母(Ai))(N)(O)(H)(I)(K)(A)(R)(I)(M)(o)(i)(K)
(u)(B)(u)(子(W))(S)(i)(N)(o)(G)(i)(Y)(a)(S)(u)(K)(u)(N)(a)(R)
(i)(M)(a)(S)(i)(T)(a)(G)(a)(、)(M)(I)(N)(A)(S)(A)(M)(A)(i)(K)
(a)(G)(a)(o)(S)(U)(G)(O)(S)(i)(D)(e)(子(S))(o)(u)(K)(a)(子(、))
(H)(On)(Z)(母(Ui))(、)(M)(A)(G)(O)(N)(i)(S)(e)(G)(a)(M)(a)(R)(e)
(T)(e)(T)(I)(K)(A)(K)(u)(N)(o)(U)(M)(I)(H)(e)(M)(A)(I)(R)(i)
(M)(a)(S)(i)(T)(a)(R)(a)(、)(子(R))(Ou)(S)(I)(S)(a)(子(W))(N)(o)
(I)(E)(D)(e)(、)(T)(o)(T)(e)(M)(o)(S)(母(i))(S)(母(e))(N)(a)(H)
(I)(M)(O)(N)(O)(W)(o)(M)(I)(T)(u)(K)(e)(M)(a)(S)(i)(T)(a)(。)
(a)(N)(a)(T)(a)(G)(a)(o)(S)(U)(K)(i)(N)(a)(N)(o)(W)(o)(O)(M)
(O)(i)(D)(A)(S)(i)(T)(e)(、)(o)(O)(K)(U)(R)(i)(i)(T)(a)(S)(i)
(M)(a)(S)(i)(T)(a)(K)(a)(R)(a)(、)(G)(O)(子(S))(Ou)(M)(I)(K)(u)
(D)(a)(S)(a)(i)(子(、))(N)(A)(M)(A)(B)(O)(S)(I)(M)(o)(a)(R)(i)
(M)(a)(S)(u)(K)(a)(R)(a)(、)(H)(A)(Y)(A)(K)(u)(o)(M)(E)(S)(i)
(a)(G)(a)(R)(i)(K)(u)(D)(a)(S)(a)(i)(子(、))(T)(O)(R)(i)(I)(S)
(O)(G)(i)(、)(o)(S)(i)(R)(a)(S)(e)(M)(a)(D)(e)(子(、))(K)(Ei)(G)
(u)

〔凡例〕
 左:左親指シフト
 右:右親指シフト
 L:左英字シフト
 R:右英字シフト
 子:子音シフト(左親指)
 母:母音シフト(右親指)
 その他:ノーマル打鍵時の仮名、記号、および(ローマ字変換前の)英数記号

 親指でシフトする方式なので無視するわけにもいかないと思い、TRONカナ配列とM式についても調べてみた。

 TRONカナ配列は、NICOLAの「清音のクロスシフトで濁音」という制約がなく、高頻度の仮名が単独打鍵となっているため、シフトを打つ回数が少ない。

 M式は、子音と母音の組み合わせをベースにして撥音・促音・拗音などを子音シフトと母音シフトで省打鍵化しているが、シフト回数を加算すると、その効果が相殺されている。

 この結果を見た限りでは、JIS仮名が最も打鍵数が少なく、Qwertyローマ字も打鍵数はそれほど多くはない。打ちやすさは他の最適化された配列に比べれば低くなるだろう。シフト操作とのトレードオフだから、当然、シフト操作のコストをどう計算するかで意見が分かれるはずだ。もっと正確に計算するにはキーの位置や運指パターンなども評価すべきだということになり、諸説入り乱れてキーボードを選ぶ前にどの説を選ぶのかという難しい問題になってしまう。結局、データを参考にしつつ、実物のキーボードと自分の手で試してみるしかないだろう。

親指シフトの仮名縛りを解く方法

 ところで、なぜ親指シフトキーボードは「親指シフト」という特定の仮名の配列や入力方法と抱き合わせになっているのだろうか。親指シフトキーがローマ字入力やJIS仮名入力のユーザーにも有効に活用できれば、小指でしかシフトできないキーボードに不満を感じている多くの人に支持されるのではないかと思うのだ。(※1)

 キーボード全体の物理的なデザイン/各キーの論理的な配列/同時打鍵シフトという入力方法が一体となってこそ真価を発揮できるというのは理解できるけれども、キー配列やシフト方法がオプションで選べた方がありがたいし面白い。もしも自由にカスタマイズできるのなら、親指シフトキーボードという土台の上で自分好みの配列を自作して快適な日本語入力を楽しむことができるだろう。

 そんなことを考えながら、以下のような表を作ってみた。キーボード自体を比較するわけではないので、キーボードの名前を記入する項目はない。

表2


シフトキーの種別
親指 小指 中指
日本語入力 仮名漢字変換 仮名入力 NICOLA
TRONカナ配列
JIS仮名配列
花配列
ローマ字入力 NCOLA?
M式
Qwerty配列
Dvorak配列
超多段シフト
漢字直接入力
2ストローク系 T-code
TUT-code
欧米語入力(※2) Qwerty配列
Dvorak配列
多言語入力(※3)

 この表を見れば分かるように、親指シフトキーボードが活躍できるエリアがたくさん残っている。まずは手始めにローマ字入力に親指シフトを取り入れてはどうだろうか? 「ローマ字入力にシフトキーなんか使わないだろう」なんて思った人には、「SKK 日本語入力」というキーワードで検索することをおすすめする。思っていたよりも世界は広い。


(※1)
エスリルのキーボード「NISSE」の「キーキャップの仕様別の割合」を見ると「親指シフト」を選ぶ人が20%いることが分かる。その逆に、JIS仮名仕様の「親指シフトキーボード」があったらどうだろう。親指でシフトできれば拗促音の入力が楽になるはずだ。英文やローマ字入力についても、Dvorak配列が選択できて親指でシフトできるとなれば、使ってみたいと思う人は今より増えるだろう。
(※2)
詳しくは知らないが、ドイツ語やフランス語などを入力する際に使うデッドキーはキーボードの片隅に追いやられている。これを親指シフトで入力できるようにすれば便利になるかもしれない。
(※3)
最近「親指シフトを世界に」というサイトを教えていただいて、僕のような単なる 思いつきではなく真面目に研究されている方々がいることに感銘を受け、日本語キーボードから国際的なキーボードへと発展することを願って「多言語入力」の欄を追加した。

打鍵数はこれでいいのか?

はじめに

 以前から気になっていたことだが、NICOLAの公式サイトにある比較アニメーションには違和感がある。親指シフト入力が優れた日本語入力方式であることを否定するつもりはないが、この比較方法には何だかアンフェアな匂いを感じるのだ。

不公平な打鍵の数えかた

NICOLA-Romaji.jpg

 「ニコラ」がいきなり片仮名で入力されているのは、どちらも同じだからまだいいとして、ローマ字入力で「つ」を「tsu」、母音の前ではない「ん」を「nn」で入力しているのは不自然だ。それに、ちょくちょく親指シフトキーが押されているのに、その分は打鍵数としてカウントされていない。「圧倒的な打鍵数の違い」を出すために意図的にやっているのではないだろうか?

 “《 「JISかな入力」を含む入力比較アニメーションはこちらへ 》”という案内があったので、もちろんそれも開いてみた。

NICOLA-JIS-Romaji.jpg

 どの方式でも同じペースで打鍵することを想定して入力にかかる時間を比較しているらしいことは一応理解できたが、このアニメーションでは速すぎて、どのように打鍵をカウントしているのかがよく分からない。

 そこで、「各入力方法の仕様比較」というページを見てみた。

NICOLA-Hikaku.jpg

 この表の「打鍵に必要なストローク数」という項目を見ると、親指シフトはすべて「1ストローク」となっているので、1文字単位で打鍵数を比較しようとしているのだと分かる。ところが、よく見てみると怪しいところがある。

 清音・濁音・半濁音・促音・句読点が1文字だというのはいいけれども、拗音というのは普通「きゃ」「きゅ」「きょ」のように2文字で表記するので、親指シフトで「1打鍵」というのは事実に反している。仮に拗音を小書きの「ゃ」「ゅ」「ょ」のことだと解釈すれば、JIS仮名で「2ストローク」というのはシフトをカウントしていることになる(句読点もJIS仮名では「2ストローク」となっているので、そう解釈するしかない)。つまり、「親指シフトはカウントしないが小指シフトはカウントする」ということだ。

 ローマ字入力についても、濁音と半濁音が「2 or 3ストローク」、拗音・促音が「1 or 2ストローク」となっているのがどういうことなのかよく分からない。一般的なローマ字入力では単独の「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」を2ストローク以下で打つ方法はない。拗音の場合は前の仮名、促音の場合は後の仮名と合わせて「3ストローク」となるのを2つに分けたとも考えられるが、そういう説明はどこにも書いてない。普通に2文字単位で比較した方が分かりやすいし実態にも合っているだろう。

 数字だけは「かなモードのままで入力可能」などと打鍵数とは直接関係ないことが書いてあるのも理解に苦しむ。(上の方には親指シフトキーボードの「かな/英字配列」が「3段」で「かな/英字キー数」が「30キー」と書いてある。これではどうやって数字を打つのか分からない)

 「打鍵数と入力速度比較」や「指の使用率比較」にも突っ込みどころがいくつかあるけれども割愛する。

 要するに、どんな基準で比較しているのかが不明瞭で、もしかすると親指シフトに有利な結果を出すために恣意的な方法で比較しているのではないかと疑う余地ができてしまっているのだ。

公平な打鍵の数えかた

 どんな方式に対しても公平な数えかたをするには、キー操作によって発生するキーコードを機械的にカウントするのがいいだろう。そのキーコードがどのように解釈されて、どの文字が入力されるのかなどという各方式の内部事情から独立した中立的な基準として使えるはずだ。

 実際のキーコードをそのまま書くと煩雑になるので、単純化して、キーが押されたことを示す“(”と離されたことを示す“)”の内側にキーの識別子を入れることにする。つまり、“(x)”は、xが押されてxが離された(単独打鍵)を示すわけだ。

  1. 逐次打鍵
    • (x)(x) : x押 ・ x離 ・ x押 ・ x離
    • (x)(y) : x押 ・ x離 ・ y押 ・ y離
  2. シフト打鍵
    • (x(y)) : x押 ・ y押 ・ y離 ・ x離
    • ((x)y) : x押 ・ y押 ・ x離 ・ y離
  3. 同時打鍵
    • ((xy)) : xy押 ・ xy離 (xyは順不同)

 逐次打鍵は説明不要だろう。しかし、逐次打鍵とシフト打鍵の区別は曖昧で、各方式の解釈に依存することになる。複数のキーを続けて打つ場合は隣接する打鍵が重なり合ってシフト打鍵のタイミングになる場合がある。通常のJIS仮名入力やローマ字入力では、先に打ったキーがシフトキーならシフト打鍵、文字キーなら逐次打鍵として処理される。

 同時打鍵は、実際にはシフト打鍵のどちらかのパターンに含まれることになる。xとyの打鍵順を問わないことを示すために別の表記にした。

 通常使われる複数のキーの組み合わせは、この中のどれかにあてはまるはずだ。CtrlとShiftを押したまま複数のキーを逐次打鍵する場合には“((CS(x)(y)(z)))”などとすればよい。

 この記法を使えば、キーが押されたことを示す“(”の個数を数えれば、どんな入力方式がどのように解釈しようとも、必ず打ったキーの数が分かることになる。

 このように、動かしがたい打鍵情報に基いて、単純にキーを押した回数を打鍵数だと考えるのが公平で妥当な方法だろうと思う。現にそのキーを押したという事実がある(その打鍵がなければ別の字が入力されてしまう)のだから、そのキーを無視してはならないはずである。

おわりに

 せっかくなので、上に書いた記法と数えかたを使って「日本語を大切に。ニコラ」という短文を各方式で入力した場合の打鍵列を比較してみる。

【親指シフト】(22打鍵)
((右ち))(ほ)(ん)((右こ))((左う))(た)(い)
(せ)(つ)((右ち))(。)(変)((右ち))(こ)(ら)
(片)(確)

【JIS仮名】(20打鍵)
(に)(ほ)(ん)(こ)(゛)(L(わ))(た)(い)(せ)
(つ)(に)(L(る))(変)(に)(こ)(ら)(片)(確)

【ローマ字】(28打鍵)
(n)(i)(h)(o)(n)(g)(o)(w)(o)(t)
(a)(i)(s)(e)(t)(u)(n)(i)(.)(変)
(n)(i)(k)(o)(r)(a)(片)(確)

〔凡例〕
 左:左親指シフトキー
 右:右親指シフトキー
 L:左英字シフトキー
 R:右英字シフトキー
 変:変換キー
 確:確定キー
 片:片仮名変換キー
 その他:ノーマル打鍵時の仮名、記号、および(ローマ字変換前の)英数記号

 驚くべきことに、JIS仮名の方が親指シフトより2打鍵も少なくなってしまった。この例文では、たまたま同時打鍵の「に」が3回も出てきたせいで打鍵数が増えてしまったのだ。このように、ある方式にとっては不利なテキストをわざと使うことは簡単にできるので、あまり打鍵数にこだわらない方がよいのではないかと思う次第である。

 前回の打鍵表との関連で、今回は「増田式」というタイピング練習法について書きます。この練習法はローマ字入力や仮名入力などの一般向けの書籍やソフトとして市販されていたので、タイピングに興味のある方なら一度くらいは目にしたことがあるかも知れません。この練習法は、元はといえば漢直のミスタイプを減らすための練習法として考え出されたものなのです。

 増田式の学習原理について詳しく書くと長くなってしまうので、ここでは、その結果に共通するパターンだけを簡単にまとめます。

  • 2個のキーの組み合わせを基本としている
  • 打ちやすさ(指の運動能力)の順でキーの組み合わせを変えながらタイプする
  • 変化させるのは先頭のキーで、末尾のキーは固定する
  • 先頭のキーが一巡したら、末尾のキー変えて繰り返す

 もちろん「正しい姿勢で打つ」とか「キーを見ない」などという、タイプ時の一般的な注意事項が前提になっています。

 これを漢直の練習に逆輸入すると、こうなります。

  • 打鍵表の(第2打鍵が共通の)小ブロック単位で練習する
  • 第2打鍵を固定して第1打鍵を変えながら打つ

 具体的には、TUT-codeなら「LR」、T-codeやG-codeなら「RL」を大きなブロックとして、その中の小ブロックを以下の順に練習するのがよいでしょう。

L(左手) R(右手)
2019161718最上段1817161920
10 9 6 7 8 上段 8 7 6 910
5 4 1 2 3 中段 3 2 1 4 5
1514111213 下段 1312111415

 要するに、簡単な規則通りにキーを打って、出てきた文字を指に覚えてもらいましょうということです。「コロンブスの卵」のように一度知ってしまえば「何だ、そんなことか」というような話ですが、従来の練習法では文字配列や漢字配列のキーの組み合わせを飛び飛びに覚えようとしていたから大変だったのです。

 この練習法のいいところは、特定の練習ソフトを起動しなくても(何だったらパソコンの電源を切ったままでも)、キーボードさえあれば(最悪でも打鍵表が一枚ありさえすれば)、短時間で簡単にトレーニングできるということです。

 そんなわけで、僕は電車の中でたまに「エアー漢直」をやっているわけです。

 TUT-codeの打鍵表(図1)を自作して持ち歩いていた頃の話です。T-codeの打鍵表を初めて見たときには戸惑いました。1打目と2打目の関係が、自作打鍵表とは逆だったのです。

(図1)TUT-codeの自作打鍵表(第1打が共通するものをグループ化)

【第1打:E】
┌─┬─┏━┓─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│両│待┃結┃信│ ││子│く│き│者│議│
├─┼─┗━┛─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│残│団│数│公│ ││け│こ│か│ │合│
├─┼─┼─┼─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│母│諸│免│ │ ││治│談│開│指│死│
└─┴─┴─┴─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘
【第1打:D】
┌─┬─┬─┬─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│早│無│各│平│ ││会│つ│ち│人│定│
├─┼─┏━┓─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│勤│他┃全┃保│ ││て│と│た│ │長│
├─┼─┗━┛─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│街│堂│独│ │ ││話│作│売│打│考│
└─┴─┴─┴─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘
【第1打:C】
┌─┬─┬─┬─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│静│何│補│施│ ││私│調│対│演│応│
├─┼─┼─┼─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│児│貸│改│防│ ││戦│当│委│党│義│
├─┼─┏━┓─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│渡│登┃守┃ │ ││愛│流│説│席│提│
└─┴─┗━┛─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘

 平仮名の打ち方がローマ字みたいに規則的だったせいか、それまで何の疑問もなくこの表を使っていました。これをT-codeの打鍵表のやり方で作り直すと(図2)のようになります。

(図2)TUT-codeの自作打鍵表・改(第2打が共通するものをグループ化)

【第2打:E】
┌─┬─┏━┓─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│青│活┃結┃優│最││金│地│万│建│鉄│
├─┼─┗━┛─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│天│今│各│関│運││高│国│三│八│北│
├─┼─┼─┼─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│類│非│補│軽│率││崎│宿│可│室│渋│
└─┴─┴─┴─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘
【第2打:D】
┌─┬─┬─┬─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│黒│資│数│品│座││学│本│大│六│株│
├─┼─┏━┓─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│約│有┃全┃自│住││東│二│日│時│不│
├─┼─┗━┛─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│評│庭│改│役│花││急│海│市│支│森│
└─┴─┴─┴─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘
【第2打:C】
┌─┬─┬─┬─┬─┐┌─┬─┬─┬─┬─┐
│曇│注│免│茶│昨││科│屋│映│阪│昇│
├─┼─┼─┼─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│賃│晴│独│観│変││南│谷│道│共│江│
├─┼─┏━┓─┼─┤├─┼─┼─┼─┼─┤
│酒│御┃守┃程│史││草│条│栄│庫│波│
└─┴─┗━┛─┴─┘└─┴─┴─┴─┴─┘

 どっちでも同じように見えますが、増田忠さんに尋ねたところ(図2)の方がいいという返事でした。その理由は、2打鍵目の位置に漢字を表示すると、その位置のキーを最初に打ってしまいやすくなるからだということです。確かに打順が逆になるミスがときどきあったので、それ以来(図2)の方を使うようにしています。

 超多段シフトでは最終打鍵の位置に漢字が表示されますが、2ストローク系の打鍵表は第1打鍵の位置なので、最初はちょっと戸惑うかもしれません。でも、慣れてくるとこの方が自然なのだと実感できると思います。

 ところで、打鍵表をぱっと見たときに左手と右手の区別が分かりづらいのが悩みの種です。そこで、人差指で打つ2列のキーの間に補助線を入れてみました。(図3)は、TUT-codeの打鍵表に補助線を入れて(図2)と同じ部分に着色したものです。

(図3)TUT-codeの打鍵表・改(一部)

LL

  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   

  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  並態両乗|専  伝健待白|港  青活結優|最  整少信報|太 ∥ * * * * |*   
  悪病早糸|試  根仕無案|額  天今各関|運  寮広平音|計 ∥ * * * * |*   
  伸羽静財|始  裏短何積|迎  類非補軽|率  復遊施帰|便 ∥ * * * * |*   

  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  念右残赤|形  税質団参|基  黒資数品|座  警託公細|費 ∥ * * * * |*   
  深管勤増|習  毎福他米|利  約有全自|住  直送保世|現 ∥ * * * * |*   
  奏示児志|未  医単貸追|挙  評庭改役|花  討具防素|介 ∥ * * * * |*   

  * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*   * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  返競母熱|退  祭訪諸修|版  曇注免茶|昨  * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  星許街鈴|帝  族従堂兵|監  賃晴独観|変  * * * * |*  ∥ * * * * |*   
  雑推渡効|宇  刊徳登冷|響  酒御守程|史  * * * * |*  ∥ * * * * |*   

RL

  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   

  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  興|口洋船久  水|産務駅頭  金|地万建鉄  町|七京理営 ∥ 第|和区西富  
  松|安都与清  動|川給木佐  高|国三八北  山|電五小原 ∥ 名|部業問近  
  河|越統秀油  元|蔵県築角  崎|宿可室渋  半|岡石休豊 ∥ 林|門格吉齢  

  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  遇|井島士坪  機|野前百接  学|本大六株  工|事中九午 ∥ 内|千分立外  
  藤|付経正賞  代|月田後商  東|二日時不  新|年一同歩 ∥ 円|四十面教  
  研|葉倉菱浴  丸|卒朝農億  急|海市支森  光|郎文沢馬 ∥ 次|宅村古袋  

  * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *   * |* * * *  ∥ * |* * * *   
  企|服鋼停州  伊|週階労板  科|屋映阪昇  央|池制証浅 ∥ 昭|宮職雄春  
  精|友収寺履  浜|戸料火坂  南|谷道共江  横|台橋武宝 ∥ 軍|土神造芸  
  振|鉱敷融浦  津|塚尾竹泉  草|条栄庫波  芝|幸玉曜環 ∥ 岩|城永秋陸  

 打鍵表から目的の漢字を見つけたときに、まず分かるのは小さなブロックの中の漢字の位置です。そのブロックが全体の中のどの位置にあるのかを把握するまでには少し時間がかかるでしょう。だから「木を見て森を見る」という順序になっているのだと考えれば、納得できるんじゃないかと思います。

 今ではこの形式の打鍵表を持ち歩いて、ひまな時には自作漢直のイメージトレーニングをしています。電車の中で漢字がぎっしり並んだ紙切れを指で叩いている不審人物を見かけたら、ぜひ「そこで漢直ですか?」と声をかけてみてください。

 このページにたどり着いた方には、今さら「漢直とは?」とか「Dvorak配列とは?」などということから書かなくても大丈夫でしょうから、いきなり本題に入ります。

 もしもあなたが漢直に興味を持ち、自分もやってみたいと思うのであれば、まずキーボードの配列をDvorak配列に変えてみることをお勧めします。仮にあなたが現在JIS仮名や親指シフト等の仮名入力を使っているとしても、やはり一旦Dvorak配列のローマ字入力に乗り換えることをお勧めします。別にDvorak配列がQwerty配列よりも優れているとか仮名入力よりもローマ字入力がいいとかいうつもりはありません。どうせ漢直を身につけてしまえば、アルファベットの配列とは無関係に日本語が入力できるようになるので、実は何でもいいのです。何なら漢直を始めた後で元の配列に戻しても構いません。

 では、なぜDvorak配列なのかというと、Qwerty配列以外のアルファベットの配列の中では比較的普及しているからで、その結果として、キー配列変更などのソフトでサポートされている可能性が高いからという、それだけの理由です。

 漢直がアルファベットの配列とは無関係だといいながら、なぜわざわざ配列の変更を勧めるのかというのは当然の疑問でしょう。それには、いくつかの理由があります。

 第一に、Dvorak配列への乗り換えを経験しておくと、漢直に乗り換える際のコストがだいたい予想できるようになるということです。

 新しいアルファベットの配列に慣れてローマ字入力がスムーズにできるようになるためには、(個人差もあるでしょうが)少なくとも一週間程度の練習期間は必要でしょう。その体験をしておけば、どのくらいの練習で平仮名の打ち方を変えたり漢字の打ち方を身につけたりできるかを感覚的に見積もることができるようになる筈です。あとは自分のペースで打てる漢字を増やしていくだけです。

 第二に、キーの刻印と入力される文字が無関係だということを事前に体感しておいた方が、漢直を感覚的に身につける際に有利になるということもあります。

 ブラインドタッチができていない状態で漢直を練習すると、どうしてもキーを見る癖が出てしまいます(実は私がそうでした)。Qwerty配列から別の配列に乗り換えると、ブラインドタッチするしかありません。このような環境にしておくと、漢直も最初から否応なしにブラインドタッチで練習することになるので安心です。

 そして第三の理由は、Dvorak配列で挫折する人には、おそらく漢直は向いていないだろうと考えるからでもあります。仮にあなたが挫折したとしても、「漢直で挫折した」よりも「Dvorak配列で挫折した」と言っていただいた方が、お互いに傷が少なくてすむわけです。

 最後に一つ。特にどの漢直がいいというようなことはいいませんが、練習するときには、(アルファベットではなく)図や表で打ち方を表示したものを使うことを強くお勧めします。

 あと、もう一つだけ。もしもあなたが、既にQwerty配列のキーボードを使ってDvorak配列で入力しているのなら、わざわざQwerty配列の練習をする必要はありません。また無刻印キーボードを使っている場合(キー配列は問いません)も同様です。それだけで漢直の練習に必要な条件をクリアしていると思われるからです。やるかやらないかは自由ですが、あなたは漢直をやるのに有利な立場にいます。

 その後、あれこれ試してみて、KeySwapの設定はこのような形に落ち着いている。

図1 KeySwapの設定内容
図: KeySwap20130526.jpg

 Trulyのキー配列は以下の通り。

表3' KeySwapで変更した状態(≒Qwerty-JIS配列)
Win 漢字
App 変換
Caps Tab
Shift Back Shift
Ctrl Alt   無変 Enter Space   Alt Ctrl
表4' さらにDvorakJで変更した状態(≒Dvorak-US配列)
Win 漢字
App 変換
Caps Tab
Shift Back Shift
Ctrl Alt   無変 Enter Space   Alt Ctrl

 Trulyの打ちやすさに慣れてくると、漢直の練習も楽しくなってくる。この状態で漢直Winを使えばもっと覚えやすくなるに違いない。

(2014年)5月17日

 先日から使っているSKK日本語入力FEPで、スペースで始まるストロークに平仮名の文字列を割り当ててみたら、なんと入力できた。

#
#	Piccaso サンプル (Qwerty/Dvorak共通)
#
#	空白+nストローク→仮名文字列
#
#	 1  2  3  4  5  6  7  8  9  0
#	$A $B $C $D $E $F $G $H $I $J
#	$K $L $M $N $O $P $Q $R $S $T
#	$a $b $c $d $e $f $g $h $i $j
#
	\ $H*	します
	\ $H$S	しました
	\ $H$P	しません
	\ $P*	しない
	\ $P$S	しなかった
	\ $S	した

 これは、何年も前から構想を練っている送り仮名などを高速で入力する「Picasso」というやつだ。当初はスペースを押している間の次打鍵を(漢字変換対外の)仮名文字列の入力に使おうという発想だったのだが、試してみたら予想以上に打ちにくかった。それならいっそ、スペース打鍵で始まり確定操作で終わる逐次打鍵にすればいいのではないかと思ってJavaのソースをいじってみたりしているうちに面倒になってり出したのが、たぶん一年半ほど前。

 そんなわけで、SKK日本語入力FEP G-code版定の末尾にPicassoのサンプルを追加して試している。ただ、この調子でキーの数を増やしていくと、すごい件数になってしまうのが目に見えているので、なんとかして楽に割り当てる方法はないかと頭を悩ませている今日この頃だ。(550+4=554)

11月11日

 最近、スピードワープロの動画を見る機会があり、いろいろ調べているうちにDvorakJでエミュレーションできることを知って、さっそく試してみた。打鍵表を見ながらでも、文字列が一気に入力できるのが気持ちいい。

 それで数年前に作りかけていたPicassoというのを思い出して、いパソコンからコピー。Meで作ったIMがそのままXpでも動作している。Javaで作っておいてよかった。(549+1=550)


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8月31日

 その後、挫の「」を追加した。そんなに使用度は高くないと思いたい。 (546+3=549)

r2	挫
〔GcodeGoogleD.txt〕

8月21日

 「天狼」の「」が打てないのはない。「狼」「狼」「狼少年」「虎狼」「狼」「一狼」などとのバランスをとりながら(「」も打てないので一に)追加してみる。 (537+9=546)

'8	虎
.8	狼
〔GcodeGoogleD.txt〕

8月19日

 漢直サポートが凄いらしいと聞いて、「天狼」を試してみた。ありがたいことにG-Codeのデータも入っていた。とりあえずDvorakJをオフにして打ってみる。「kHelper」もIMEと連動して気持ちがいい。ただ、DvorakJをオンにすると、打鍵がダブってうまく入力できないのが少し残念(一応、g.jsをDvorak配列用に書き換えてみたけれども、やはりダメなようだ)。

 Dvorak配列で漢直やってる人はどうしてるんだろう。 (+0)

8月16日

#ツツイスト の皆様、おはようございます。本日の最初の一文字は「幼」で、G-Code(Dvarak配列)ではmmpと打ちます。 #聖痕 ow.ly/cZFxo #漢直 #Dvorak配列 #gcode
kami_kazushige 3:13am via HootSuite

「脊椎」や「脊髄」の運指を考慮しつつ「脊」の打ち方を決める。「」はmmz(右人差指→右小指)、「」はddr(右人差指→右薬指)なので、「」はa8(左小指→右中指)に割り当ててみる。たぶん滅多に使わないのですぐに忘れてしまうだろう。 #漢直 #gcode #Dvorak配列
kami_kazushige 1:28am via HootSuite

 前回から何ヶ月も経ってるので、かなり追加や変更がある。 (534+3=537)

y1	披
c1	袱
r1	蔽
g2	欄
l2	噂
h2	拉
t2	滋
n2	麺
s2	綾
w2	只
g3	彙
c3	央
r3	誰
l3	筈
h3	鍵
t3	茸
n3	誕
s3	韓
m3	梨
w3	藝
z3	媛
f4	學
h4	茨
z4	埼
.7	阜
p7	罫
y7	琲
o7	栃
e7	潟
u7	准
i7	沖
l8	乖
a8	脊
u8	痕
'9	鬱
.9	蒼
p9	躁
r9	紹
l9	勃
u9	蝶
f0	翔
e0	濤
u0	珈
〔GcodeGoogleD.txt〕

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「Google 日本語入力」と「DvorakJ」のおかげで、(借り物の)WindowsXPでもまともに入力できる環境が整ってきた。そして、「漢索窓」を使って十年ぶりに練習も再開。そのうえさらに「Gimmodoki」という凄いマクロが出現してしまったからには、三日坊主なんて言ってられなくなってしまった。 [ 続きを読む ]
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(2001-04-16) 4月16日  久しぶりにリンクのチェックをしたら、「... [ 続きを読む ]
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(2000-08-07) 8月 7日  キートップを逆にひねった'); // ... [ 続きを読む ]
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(1999-12-30) 12月30日  最近、タイピングの練習方法について考え... [ 続きを読む ]
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