就・婚・選 やめられません カツまでは

 いきなり解説しなきゃ(解説しても)よく分からない川柳を書いてしまってすみません。一週間考えてこれだったら、もうやめた方がいいかもしれませんね。

 解説しながら徐々に本題に入って行きます。「就職活動」を略して「就活」、「結婚活動」を略して「婚活」と言うようですが、僕はこの言葉をあまり肯定的にはとらえきれないのです。やってる本人にとっては切実なことなのでしょうが、何か人並みに活動ををやらねばならないと思い込んでいるような気配を感じてしまうのです。

 横並びの競争意識。勝ち組に入るために、最善とされている方法に沿って努力する。それを当然のこととして受け入れられる人は、真剣にやっている。そうでもない人は疑問に思いつつ、しかしやらないでいるのも不安なので一応やっている。そして、勝ち組に入ってしまえば、それまでの活動はめでたく終了する。そういう共通のパターンが見えてくるのです。このパターンは、どこかで見たことがありますね。

偏差値を 全員上げると 塾が言う

 そうです、「受験勉強」です。これについては、またいつか、詳しく考えたいと思います。

 今回は、このパターンにあてはまる別の活動について考えてみます。もう、そろそろ水面下では動き始めていると思いますが、「当選活動」(略して『選活』)です。

やかましく 連呼する名に 惑わされ

 普通の「選挙運動」や「政治活動」という言葉を使わずに、「当選活動」という言葉を使ったのには理由があります。その理由とは、略して「選活」になるという、ただそれだけのことです。この言葉を使うと、本当に意味のあることかどうか分からないけれど、競争相手がやってるから一応やっとこうという、「就活」や「婚活」に共通するパターンが見えてくると思うのです。

 選ぶ側にも責任があります。どうでもいいことを一所懸命にやっているのをプラスに評価する人がいる限り、その方法が実際に有効だということになってしまうからです。

拘束を 外せばみんな 無党派層

 先日(2009/06/18)、「脳死は人の死である」とする臓器移植法改正案(A案)が衆院本会議で可決されました。この法案の内容については慎重に議論すべきですが、ここでは、党議拘束について考えてみます。

 党議拘束をしなかった政党に属する議員は、各自の判断で賛成/反対の票を投じました。同じ政党の議員でも、賛成と反対に割れたというニュースを見た人も多いでしょう。そんなことをわざわざニュースで言うのは、普段は党議拘束に従って投票しているからですね。たまに党議拘束に従わない議員がいると、造反などと言われて問題視されることからも、普通は党議拘束に従っているのだということが分かります。

 つまり、国会でどのような法案が可決されるのかは、党議拘束に大きく影響されているわけです。どの党がどのような法案に賛成するのかが事前に分かっていればいいのですが、マニュフェストに掲げてある言葉には「選活」のきつい匂いが染み込んでいます。

 世襲問題を争点にしている政党もあるようですが、それよりも「党議拘束の撤廃」をマニュフェストに掲げ、国会では議員個人の判断で投票するようにしてくれた方が、有権者には有益なのではないかと思います。党議拘束が撤廃されれば、“ねじれ国会”も解消するでしょう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://homeposition.net/mt/mt-tb.cgi/11

コメントする

カレンダー

2009年6月   >
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

ウェブページ

このページについて

このページは、御影静香が2009年6月20日 09:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「エコ活動 お疲れ様と 缶ビール」です。

次のブログ記事は「あの方も 草葉の陰で 苦笑い」です。

最近の記事はメインページで、過去の記事はアーカイブで閲覧できます。